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【岡谷蚕糸博物館・シルクファクトおかや】を訪れるの巻!*浜の湯公式ブログ

2017.09.21

無料カウンター名様にご覧頂いております。

※シルクの歴史や製法について、一部ワタクシの勉強不足ゆえ【解釈・認識】が
間違っている部分もあるかと思います。ご容赦下さいませ。m(..)m

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シルク産業の歴史【岡谷蚕糸博物館・シルクファクトおかや】

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繭山行社志

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“明治時代のはじめの頃、岡谷の人々は、イタリア・フランスから導入された洋式製糸機械に創意工夫を重ねた諏訪式繰糸機を開発しました。その技術は全国に普及し、岡谷で生産された生糸の多くは輸出され「シルク岡谷」と世界に轟くなど、岡谷は一大製糸業地に発展し、わが国の近代化に大きく貢献しました。”【シルクファクトおかや公式HPより引用】■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

そんな歴史を持つ岡谷のシルク産業を今に伝える博物館が「シルクファクトおかや」(岡谷蚕糸博物館)です。開店以来、たいへんな人気の施設となり、お客様からの感想も上々です。

シルクファクト岡谷

 【当時の工場を模した看板が印象的な外観】

今にも繭を茹でた湯気が出てきそうなイメージです。最初からインパクトの大きい博物館です! 昔はこのような工場が諏訪湖の周囲にはいくつもあったようです。現在の町並みとは大きく異なっていた事でしょう。

では、早速お邪魔します♪

残念な事に【館内は撮影禁止】です(´・ω・`) しかし文章のみでブログを完成させる『文才』をワタクシは持ち合わせておりません。そんな困った時には・・・

【シルクファクトおかや様公式HP】より写真をお借りします!

 

このような訳で今回使用します画像の権利は【シルクファクトおかや様】に帰属します。
無断利用転載はお控え下さいませ m(..)m  

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【整然と並ぶ歴史のパネルと糸紡ぎ機械】(シルクファクトおかや公式HPより)

とても清潔感のあるシックな色彩に統一されたインテリア。カーテン状のシルク糸がオシャレです。早速ほとんど現存していないと思われる貴重な機械を目の前に現れます。最盛期には一体何台くらい稼働していたのでしょうか?シルクの町と呼ばれていた事からも、相当な数が存在していたものと思われます。

 

 

 壁一面には【当時の風景や歴史】を分かりやすくまとめた【年表パネル】がビシっと貼られています。ここを見学するだけで『シルク通』になれそうですφ(・ω・ )☆

 

 

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“明治・大正・昭和のはじめにかけて、岡谷には至るところに繭倉(まゆぐら)や製糸工場の煙突が立ち並び、「岡谷のスズメは黒かった」といわれるほど製糸一色の街であり、世界一の生糸輸出国の中枢的役割を担いました。” 【シルクファクトおかや公式HPより引用】
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岡谷の繭蔵(シルクファクトおかや公式HPより)
出典http://silkfact.jp/wp/wp-content/uploads/photo.pdf

【岡谷市の繭蔵・工場が立ち並ぶ風景】シルクファクトおかや公式HPより

流石にシルクの町岡谷です。凄まじい光景ですね!黒い屋根の建物(工場・繭蔵)がビッシリと立ち並んでいます。完全に街全体が工業地帯として活動していたようです!まさに工場の街☆

 

 

煙突からは『煙?or湯気?』がモクモクと空へ向かって吐き出されています。日本のシルク産業を支えていたのも頷ける光景。とても説得力のある写真です☆背の高い建物が少ないので遠くまで見渡せます。

蚕糸工場が立ち並ぶ風景2

出典http://silkfact.jp/wp/wp-content/uploads/photo.pdf

見渡す限り『全て工場なのではないか?』と思わせる風景ですね!

 

 

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~シルク産業を支えたのは女工さん方の技優れた技術があってこそ!

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糸を紡ぐのは主に【女工さん】のお仕事でした。繭を茹でた【熱と湯気】に包まれた工場内で働いてらっしゃたそうで、機械化が進む以前には『ほとんどが手作業』で本当に大変なお仕事だったはずです。日本の輸出業を支える為に大勢の方が努めてらっしゃいました。

糸を紡ぐ女工さん方

出典 http://silkfact.jp/wp/wp-content/uploads/photo.pdf

“【シルクとの出会い~近代製糸業と岡谷―糸都岡谷への道】
「シルク」に出逢った皆様に、絹文化の起源からカイコとシルクのひみつ、蚕糸絹業のトータルプロセスなど、シルクの魅力を様々な切り口からをご紹介します。”

 

“近代製糸業と岡谷のコーナーでは、日本の製糸業のあゆみとして、横浜開港から富岡製糸場の創業、糸都岡谷の発展に至るまで特集展示いたします。また、これまでの調査に基づき、製糸業に従事するために岡谷に集まった工女さんの仕事や生活についての展示も行います。 ”【シルクファクトおかや公式HPより引用】

 

※明治42年には日本は【世界一の生糸の生産国】となったそうです(゚Ω゚;)!凄い!

 

日本を代表する輸出品『生糸』、それを支えたのが【岡谷】だったんですね!世界に認められるには『高い品質』と『生産量』の両立が必須です。高品質・高生産性を高いバランスで継続しなくてはいけません。繭の生産技術・繭を煮る技術・糸を紡ぐ技術の高さが垣間見えるようです。

煮繭場参考写真

出典http://silkfact.jp/wp/wp-content/uploads/photo.pdf

長野県信州は水が大変綺麗な事でも知られています。繭を煮る水も清らかな水質が重要な要となるのだと思います。やっぱり基本は水なんですね!

 

 

 

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~~奥には貴重な糸繰機械が沢山!~~

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歴史パネルを見学した先には沢山の種類の【貴重な糸繰り機械】が展示されております。その数もなかなかです。こんなにもいろんな種類の糸繰り機があるのかと非常に興味深く見学させて頂きました。

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出典  http://www.takaraginu.com/people/people01.html

これだけの資料を良く集めたものですΣ(・ω・

日夜アップグレードを繰り返し、機械の構造・効率を高めていった過程が実物を通して感じられます。海外の技術を独自進化させる『日本の技術者の知恵』が詰まっていそうです。

これらの【工業用機械】は、意識して保存・管理をしていない限り、古くなったら処分されてしまいそうです。機械が現役の時には消耗品に過ぎない感覚になると思います。価値を感じない方にとっては古い機械ですからね。。。

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毎日休むことなく消耗していく【工業機械】は特に後世に残りづらい気がします。使い捨てが当然の現代ではなおさら! ひょっとすると現在、身近で稼働中の『工業機械や電気製品』も数十年後には意外な価値が出るかもしれませんね?

gatag-00000201大切にしましょう♪ 
今ブログをお読み頂いている『PC・スマホ・タブレット』なども数十年後にはお宝に!?? 大事にしようと思っても、つい落としてしまったり、傷がついてしまったり、保存するのはやっぱり大変ですね~
illustrain10-sumaho03・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
そんな想像をしながら先に進みますと、実際に蚕の繭から糸を紡ぐ事のできる手動の機械があります。この機械は入館した方は誰でも扱うことができます。

 

 

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~~糸繰りに挑戦してみました(・∀・)σ~~

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【糸繰り機械】(浜ちゃん撮影)↑

非常に【シンプルな造りの糸繰り機械】です。繭から糸を滑車に巻きつけて『クルクルと巻き取っていく』システムです。丸い繭玉から面白いように繊細な糸が紡ぎ出されるのです(^◇^)!こんなに細い糸が途切れることなく紡ぎ出されるのは非常に不思議な感覚です。

繭は長い糸のカタマリなんだと、目の前で見て勉強になりました。こんなに細い糸を生地に仕上げるまでには一体どれだけの量を紡げばよいやら・・・・・気が遠くなりそうです。

 

◆◇◆複数の繭から糸を一箇所に集めて一本へ◆◇◆

繭から糸を引く工程

繭玉は煮ると面白いように糸が取れます。糸繰り機械のハンドルを回転させると、どんどん滑車に純白の糸が巻き付いていくのが分かります。ぜひ皆様現地で体験してみて下さいね♪巻きつける繭の数など正確に決まっているのでしょうか?世界を席巻した岡谷のシルクですので精度が高そうです。

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~~糸繰り体験の後に待つのは驚きの施設!!~~

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「シルクファクトおかや」の面白い所はこの先です糸紡ぎの体験の先には・・なんと!

【本物の製糸工場】が【現役で稼働】しているのです!!これにはΣ(・ω・ノ)ノ!驚きました!歴史の勉強に伺ったつもりが、本物に出会えてしまいました! 

宮坂製糸所(見学)af257a_b14452a4c7af455eb27ad56dc47f1c391

【宮坂製糸所】見学通路入口

扉を開けた瞬間から繭を茹でた香りが工場内に充満しているのが分かります。上の写真↑右手前から【諏訪式】・【上州式】と並んでいます。二種類の糸繰り作業からは効率化を目指した工夫が見て取れます。そして、熱いお湯に浸かった『繭玉』から複数本の糸を一本に束ねていく『プロの作業』を拝見できます。

 

~~~~~~~~~~~~【 ㈱宮坂製糸所 】 ~~~~~~~~~~~~~

“当工場は諏訪湖の西北、岡谷市において昭和3年に創業した製糸工場です。
現在従業員12名、年間約1tの生糸、織物で約千反分を生産しています。”

“当工場は、伝統的な生糸の生産方式が系統的に残されている、日本で唯一
の製糸工場です。中国に源を発し、シルクロードを経て東西両方向に伝わっ
た蚕糸技術が日本で一堂に会して発展した原点があります。”

~~~~~~~~【宮坂製糸所 様公式HPより引用】~~~~~~~~~~

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工場内は茹でた繭の香りで満たされています。手作業で紡ぎだされる生糸、熱いお湯で煮立て、ほぐれ易くなった糸を複数束ねて紡いで いく根気と丁寧さが求められる大変な作業です。手慣れた職人の方は簡単そうにどんどん紡いでらっしゃいますが、熟練された腕があるからこそです。素人が挑戦したらお湯の熱さに大騒ぎです( ゚Д゚)アツイ!アツイ!

 

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見学できる糸繰り作業は以下の3つ
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①◆諏訪式座繰機◆宮坂製糸場諏訪式糸繰り機

明治初年岡谷で開発。繰糸張力が低いことなどから柔らかい風合いの糸ができます。欧米に比べて体格の小さい日本人女性が一人で煮繭・繰糸するのに合わせた作業しやすい構成と配置になっています。(ひたすら一本の糸を紡ぐ)

 

②◆上州式座繰機◆宮坂製糸場上州式糸繰り機

江戸後期から使われた手法。中国からシルクロードを東回りで伝来した手法を日本で改良。左手座繰りを大きくし二つ取りとして効率をあげたそうです。(2本同時に紡ぐ)

 

③◆自 動 繰 糸 機◆宮坂製糸場自動糸繰り機

【諏訪式】【多条機】から発達してオートメーション化した機械。糸繰り機械の最終形態の1つと言えると思います。中国やブラジルで大量生産されている通常の生糸はほぼこの方式で作られているそうです。(もはや数え切れない本数の糸を一度に紡ぐ・・・)

 

 

他にも沢山の種類があるのですが、ご紹介しきれません。詳しくはシルクファクトおかや様の公式HPをご覧下さいませ。非常に興味深く見学させて頂きました。事前知識のないまま突入しましたので、まさか本物の工場が現役で稼働しているとは本当に驚きました。このように目の前でその作業を見学する事ができる博物館は類を見ないと思います。

 

 

売店では、シルク石鹸なる物が販売されています。とても肌に優しい石鹸だそうで、女性のリピーターも多いのだとか。お値段もそれなりにしますが、やっぱり良い物は価格も高いですね(^▽^;) ワタクシも1つ購入して試してみました!洗顔後のしっとり感には驚きましたよ!(化粧品に何の縁もないワタクシの感想です)肌に良さそうと思っても普段の手洗いには勿体なくて使えません!

DSC08454(海撮影) (3)

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思わぬビックリもあり、盛りだくさんの内容に大満足です。
当時の作業風景を見られる「シルクファクトおかや」は見応えのある博物館です(^-^)

区分 個人 団体(10名以上)
一般 500円 400円
中・高校生 300円 200円
小学生 150円 100円

入場料上記の通り、大人五百円です。
この料金でこの内容は、コストパフォーマンスがとても良いです( ´艸`)

水曜日が定休日ですので、その点をご注意ください。

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