新着情報

重要文化財・旧開智学校・和洋折衷の建築の魅力*浜の湯公式ブログ

2017.01.30

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇━

近代教育の夜明け・歴史的建造物【旧開智学校】(キュウカイチガッコウ)

━◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

上諏訪温泉から峠を一つ越えた町、「長野県松本市」こちらに魅力的な建築物があります。その名は【旧開智学校】(きゅうかいちがっこう)。古き良き日本の和洋折衷の建造物です。今回はこの建物をご案内致します。

R9285704

【こちらが 「旧開智学校」 です(・∀・) (正面外観) 西洋文化を取り入れた魅力的な外観】

 

 

旧開智学校が所在しますのは、「長野県松本市」(ナガノ県・マツモト市)。この松本市で最も有名な建物は、ご存知【松本城】です。別名「カラス城」とも呼ばれる黒い外装に覆われた素晴らしいお城です。しかし、松本城の近くには建築好きに知られる個性的な建物があることはあまり知られておりません。それが今回の主役【旧開智学校】です。私の一押しの歴史的建築物です。もちろん館内も見学可能です!

旧開智学校地図Googlemap
【旧開智学校と松本城の位置関係】

松本城から12~13分程歩いた所に「旧開智学校」は佇んでいます。松本城に気を取られ、見逃してしまう穴場です。実の所、私自身も数年前まで知らなかったのです σ(^_^;) ある番組でその存在を知りました。身近にこんな建物があったなんて・・・・不覚です。

 

DSC07968 カラス城【松本城】参考写真

 

 

内部をご覧頂く前に、少し歴史に触れておきましょう!

━━━━━━━━━━━━━━◇◇━

~*~*~旧開智学校の歴史~*~*

━◇◇━━━━━━━━━━━━━━

● 着 工   1875年(明治8年)4月

● 竣 工   1876年(明治9年)4月18日

● 設計者   立石清重(たていし・せいじゅう)さん

● 昭和38年から現在地への移転修理工事、昭和40年に教育博物館として公開

● 重要文化財 1961年3月23日指定

今から約141年に完成した建物。西洋への憧れを具現化した外観は不思議な魅力に満ちています。この校舎は明治9年4月~昭和38年3月まで約90年間使用された、日本で最も古い小学校のひとつだそうです。

 

 ★━━━━━━━━━━━━━━━━

以下、 松本市公式HPより引用

━━━━━━━━━━━━━━━━━★

“学校建築の立役者

校舎の建築は、教育振興政策を強力にすすめた当時の筑摩県権令永山盛輝の命を受けた地元の大工棟粱立石清重が設計施工したもので、現存校舎のほかに30余室の教室棟が設けられており「広大華麗・地方無比」とうたわれた大規模校でした。”

“学校工事費

工事費は、当時のお金で1万1千余円の巨額なもので、そのおよそ7割を松本町全住民の寄付により調達し、残り3割は特殊寄付金及び廃寺をとりこわした古材売払金などで調達しました。”

“現役を引退して教育博物館へ

旧開智学校は、昭和36年(1961)3月23日に重要文化財に指定されました。90年もの歳月にわたり、市街地の中央を流れる女鳥羽川のほとり(現中央1丁目)にありましたが、河川改修のため昭和38年1月から翌39年8月にかけて、工事費2,873万円をかけて現在地への移転修理工事をおこないました。昭和40年4月、旧校舎は教育熱心といわれる風土と県民性を伝える証として教育博物館に生まれ変わり、現在に至ります。” 【引用終了】

 

木造建築でありながらも90年もの歳月を現役活動していたとは造り堅牢さを感じさせます。また、教育博物館として移転・保存された理由の1つにこの魅力的な外観が一役買ったのだと思います。歴史のお勉強はこのあたりにしておきましょう!

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇━

~*~*~旧開智学校の内部へ潜入!~*~*

━◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━

旧開智学校
端正な外観は歪みの少ないレンズでパリッと撮影したいですね♪ 【RICOH GXR  A12  28mm】

R9285701
【正面玄関の天使と雲のレリーフが印象的】

R9285721

建物を左に見ながらグルリと回ると受付ある小さな建物に辿り着きます。がっしりした佇まいは、まるで石組みの堅牢な建物のよう。木造建築とは信じられません。匠の技・建築技術の高さをを感じさせます。この外観をしっかり目に焼き付けましょう!写真のシャッターも進みました♪撮り過ぎ注意です・・・洋館好きには堪らない外観ですよ。

 

R9285720

学校を正面から見て、左側の奥に受付のある小さなお家があります。入場券を購入・館内の説明を聞いたらさっそく潜入していきましょう!( ・∀・)σ 入場料金は大人300円!とってもお値打ちです!

 

R9285727
【時代を感じさせる西洋のシャンデリア】 

入場して最初に目に入るのがこちらのシャンデリア。相当高価な舶来品のはずです。当時シャンデリアは誰もが憧れるインテリアだったのでしょう。小学校にこんなお洒落なシャンデリアがあるなんて、こだわりと西洋に対する憧れを感じざるをおえません。

 

 

R9285725
【当時の教室が再現されています】

一番入り口に近い「教室」に入ってみました。『え!小学校の机ってこんなに小さかったけ!?』と目を疑う可愛らしい机と小さな椅子が並んでいます。子供の頃は、小さな机でも大きく見えたのでしょう(。・ω・。)ワタクシも成長したものです・・・懐かしいような感覚を感じる空間。当時の授業風景はどんな感じだったのでしょうか。大勢の小学生たちがこの場所で勉強に励んでいる姿が想像できました。

 

 

R9285729

通路に並ぶソファーとオルガン?至る所に西洋の舶来品が置かれています。窓も洒落ていますね~。平日に訪れたこともあり、何とも静けさが心地良い校内です。木のぬくもりと和洋折衷のインテリアが当時の最先端なセンスを醸し出していますよ。新しい時代の到来を象徴していたのかもしれません。

 

R9285734
【教室の多くは歴史的資料の展示スペース】

次の教室には当時の教科書などの貴重な資料が展示されています。旧開智学校の立体模型もあります。この模型を見るとL字型に広がる広い校舎の全貌が見て取れます。相当力を込めて建造されたエピソードがあります。なんと開校式には約7,000人の来客と約12,000人の参観者があったそうなんです!

 

R9285740
【旧開智学校の模型】綺麗なL字型の校舎

真上から見ると「きっちりとL字型」にまとめられた校舎の形が分かります。端正にまとめられた外観に負けず、全体像も整った校舎なんですね~!下の平面図を見ると間取りもほぼおなじに重なっているようです。教室と事務室などが機能的に分割されていますね。

R9285742
【館内平面図】クリックで拡大できます(100分の1スケールの縮図)

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇━

 ~全体を把握したら二階へと歩みを進めていきましょう~

━◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

R9285749
【二階へ続く赤絨毯が敷かれた階段】 いかにも明治な雰囲気

 

R9285750
【磨き込まれた木製の床】木造建築の温かみ

 

R9285754
【淡い日差しの差し込む元教室内】

窓から見える風景も、気のせいかタイムスリップしたかのような感覚に☆ゆったりとした時が流れていくように感じられます。暖かな雰囲気を醸し出す窓から差し込む心地良い日差し。スピードばかりが必要とされる現代と異なり、本当にゆっくりと時が流れていたのかもしれませんね≧(´▽`)≦

 

 

★━━━━━━━━━━━━

校舎内一番の見所!大ホール

━━━━━━━━━━━━★

R9285773

 教室をいくつか見てきましたが、ワタクシが一番見処と感じたのは『二階の大ホール』です!壁の仕切りがなく開放感がある空間です。色彩豊かなステンドグラスからの木漏れ日も見ものですよ!朝の全体朝礼や季節ごとの行事に活躍していたのだと思います。学校旗が掲げられ、厳かで重厚な雰囲気に満ちたホールです。

R9285780
 【教室と打って変わって広々とした大ホール】

R9285774
【当時最先端のインテリア「ステンドグラス」】色ガラスを通したカラフルな日差。

R9285774

R9285764

こんな素敵な学校で学べるなんて羨ましい気もしてきます!まったくの別世界のような感覚に囚われたことでしょう!初めて通った小学生はさぞ新鮮な気持ちで学校生活をスタートしたんでしょうね~(≡^∇^≡)。西洋へのあこがれは現代の比では無かったと思いますので、大勢の人々の関心を集める事になったのも納得です (*^ー^)

R9285758

大ホールを堪能したら旧開智学校もクライマックスを迎えます。赤絨毯の階段を降りて出入り口へ再び戻ってきます。

R9285788

 

と、階段を降りていく途中に、不思議な扉を発見!

↓     ↓     ↓     ↓     ↓     ↓

R9285786
  こ・これは????( ‘ω’ ? ) 一体何の扉でしょう??

建物の形からして、この先に部屋があるとは思えないのですが・・・・・

答えは扉の下に置いてあるピンク色の案内板に記してありました。

 

 

R9285785
 題して・・・【 不思議なドア 】
以下案内文の内容です↓

“このドアは、開けても「向こう」がないドアです。新築当初は、ここから教室棟へと続く廊下が右方向へ伸びていました。当時はきっと、かけ算九九をそろって暗誦する子どもの声や、先生のこわーいカミナリがおちる音などが、この廊下に響いていたことでしょう。事務室で働く人たちも、活気にあふれる教室の音をドア越しに聞きながら、色々な仕事をこなしていたことでしょう”

 

なるほど!教室棟へ続く廊下との連絡ドアだったようです!教室も見てみたかったですね~。開けてみたい衝動にも駆られますがここは二階です。決して開けてはいけませんよ (^o^;)!(もちろん施錠されています)

R9285790

R9285791
出口の扉を飾る龍をかたどったレリーフがまた見事!

R9285702
【正面門】現在は施錠されておりますが、特徴的な装飾が施された見事な門構え

 

R9285796

入場料300円のリーズナブル価格で十分に楽しませて頂きました。西洋文化への憧れ形にしつつも日本の伝統技術とセンスを散りばめた傑作建築です。松本城を訪れたら、ぜひこちらにも足を伸ばしてみてはいかがでしょう?建築がお好きな方には特におススメですよ!

開智学校の利用時間

↑     ↑     ↑     ↑     ↑     ↑     ↑
松本市公式HP」より営業時間を引用しております。
休館日などの変更の可能性もあります。お出かけ前に下記の連絡先にご確認頂きますと安心です。

 

所在地: 〒390-0876 長野県松本市開智2−4−12
営業時間: 本日営業 · 9時00分~17時00分
電話: 0263-32-5725
長くなってしまいましたが、お付き合いありがとうございました(^∇^)

 

 

 

『おまけ情報』
この【旧開智学校東部ワールドスクウェアにて「ミニチュア」が展示されているのです! 鬼怒川へ旅行に行った際に発見しました! Σ(゚д゚;) 意外な出会いにびっくり!☆さすがは重要文化財です

IMG_0510IMG_0511
ミニチュアですが、細部まで造りこんでありましたよ!
正面に「沢山の扉」がある姿は【富岡製糸場】にも似ている気がしましたφ(・ω・ )

斜めから見た東置繭所  富岡製糸場参考写真公式HPより
ワタクシが富岡製糸場を訪れた時に書いたブログもあります。
浜ちゃん世界遺産へ行く( ̄∇ ̄+)富岡製糸場*諏訪・浜の湯ブログ (アメブロ)

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

季節ごとに変わる懐石料理、心酔の味覚を味わう宿

◆◇信州上諏訪温泉 「浜の湯」◇◆

〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り3-3-10

TEL: 0266-58-8000

浜の湯公式HP http://www.hamanoyu.co.jp/

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

★「タイムリー」な情報発信を心掛ける★浜の湯公式「公式ブログ」

★「ほとんど個人の趣味的」な写真集★浜の湯公式「インスタグラム」

★「素人作成の動画」で恐縮な★浜の湯公式「youtubeチャンネル

★「豊富な機能に四苦八苦」★浜の湯公式フェイスブック

★「浜ちゃん勝手に継続中!」元・公式ブログ★アメブロ 「浜ちゃんのblog」

★「ようやく始めたばかり」浜の湯公式ツイッタ―

フォロー・コメント下さいますと嬉しいですm(・∀・)m

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

公式ブログ

新着情報一覧

ページの先頭へ

オンライン予約・空室検索